ごあいさつ 理事長 山田 裕嗣
福岡ろうあ福祉会は1909年に誕生しました。私立福岡聾唖学校を設立することから始め、聾唖工芸品製作所を継承・発展させ、養護老人ホームを設立し今日に至っています。
これまで長期にわたり多くの方々からいただきましたお力添えにあらためて感謝申し上げます。
当法人は現在三つの事業を運営しています。先ず、施設入所時のサービス計画づくりやその後のモニタリング等でより良い生活をサポートする相談支援事業。次に、木工・縫製・軽作業など製品づくりの仕事をしながら暮らせる施設、工芸会ワークセンター。そして、生きがいと安らぎを感じながら生活できる施設、養護老人ホーム田尻苑。
二つの施設では、福岡県内はもとより九州・山口の各地や関東からも入所された利用者の方々が、毎日職員手造りの食事をとり、年間を通して様々な行事やクラブ活動に参加し、季節を感じながら楽しく過ごしておられます。
ここは、聴覚・言語障害者の皆様が手話を用いて元気に楽しく過ごせるコミュニティ。日々の快適な生活を手話のできる多様な専門スタッフが支えています。
これからも、時代や環境の変化に適応しながら多くの聴覚・言語障害者の方々の拠り所として発展できるよう取り組んでまいります。これからも皆様のあたたかいご支援をよろしくお願い申し上げます。